キリの旅

2023年に「ゲストハウス×デンマーク文化"Hygge"(ヒュッゲ)」を立ち上げるために日本全国のゲストハウスを巡ったり、働いたりしてます。広島で半年、福岡市で約1ヶ月ヘルパー経験あり。3月半ばから熊本にある宿で働き始めます。

【ゲストハウスで働きたい人必見!】働く前に気を付けたい3つのポイント

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こんにちは。ツイッター等でゲストハウス紹介をしてるきりです。

 

ゲストハウスの良さを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思い、自分が巡ったところを中心にSNSでアップしたりDMなどで相談を受けたりしてます。ゲストハウスに関するご相談はツイッターのDMよりお願いします。↓

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ゲストハウスを巡るのが好きなんですが、実は働くのも好きなんです。

2017年11月10日にゲストハウスの存在を知り、2018年3月末から約半年間は広島のゲストハウスで、今年1月末から約1ヶ月間は福岡のゲストハウスでヘルパーをしてました。

今月半ばからはとある熊本のゲストハウスで約1ヶ月ヘルパーをし、その後に系列の大宰府にある宿でスタッフとして働き始めます。

(そして将来は27歳で自分のゲストハウスを立ち上げる予定です)

旅したりイベント参加したりすると「自分もゲストハウスやりたいんだよね」や「ゲストハウス泊まるの楽しかったから自分も働いてみたい」などのような声を多く聞くようになりました。

楽しい勢いそのままに働くのも良いのですが、ゲストから見えるゲストハウスとスタッフから見えるゲストハウスはまったく違います。スタッフになると「働く=楽しいだけではない」ということが良くわかります。

私も始めはゲストとして泊まって、楽しい勢いそのままにスタッフになったうちの一人です。

その勢いのまま2つのゲストハウスでお世話になり、「働く前にこんなこと知っておけばもっと楽しめたんだろうな」というのを経験を元にして見つけたので、これから「ゲストハウスで働いてみようかな」と考えてる人に向けて「この3つだけは注意しておいた方がいい!」というのを伝えさせていただきます。

 

 

 

① 働いてみたいゲストハウスに実際に泊まってみるf:id:aaa_kiri32:20190304205424j:plain

これは人によっては「え?そんなの当たり前じゃないの?」と思うかもしれません。

しかし近場に住んでる人の場合、お店の雰囲気やドミトリーなどを見ただけで泊まった気分になってしまうこともあります。それではゲストの気持ちは分かりません。「実際にほかのゲストと同じ空間で寝泊まりをして、一緒に朝を迎える」これを体感すれば、ゲストの気持ちが知れます。

そして泊まるときに意識して欲しいことが一つあります。

それは「自分がスタッフだったらこのようにする」というのを頭の片隅に置きつつ、ゲストと交流したり寝たりすることです。

例えば、「あの場所にこういう物を置いたらゲストのためになるんじゃないかな」「このゲストハウスのここが魅力だからもっと広めたい。実際に泊まりに来たゲストさんにどのようにしたら伝わるかな」など、スタッフになりきって泊まってみる。

そうすれば採用されて実際に働き始めたときは熱意持って働けるはずです。

 

② そのゲストハウスのオーナー以外と話してみる

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私自身の経験上、働きたいと思ったらまずはオーナーにその意思を伝えます。

その流れで雇用条件やどのくらい働けるのかなどを教えていただいたり話し合ったりします。そしていつから働けるかを決めて話が終わり、実際に働き始めたのですが、「そこで働いてる人ともっと話していたら違ったんだろうな」と感じています。特にそう思ったのは2つ目の福岡のゲストハウスで働き始めたときでした。

そこで働く前はオーナーとしか話していませんでした。なので、「オーナーから見えるその宿の視点」しか知らない状態で働き始めたのです。

そして、働き始めて約1週間で別のヘルパーさんとシフトがかぶっていろいろと話したのですが、そこで初めて「働いてる側から見たオーナーと宿の印象」を知りました。

その内容はここでは触れませんが、久しぶりに大後悔するほどでした。

もし事前にそのことを知っていれば、そのゲストハウスでは働いてなかったと思います。

今月半ばから働き始めるゲストハウスは泊まってからスタッフの人と仲良くなり、働きたいと思った時にそこのオーナーとつなげてもらいました。

スタッフの人たちと話すことでそこで働くイメージがより明確になるでしょう。

そして楽しいことや大変なこと、チャレンジしてることなど、より具体的に知れます。その話を聞いて「自分に合ってるかどうか」「そこで自分が働いてるイメージができるかどうか」を考えることをオススメします。

 

③ 雇用条件や待遇面をしっかりと書面で見せてもらう

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ヘルパーであろうと住み込みであろうとそこで働くので、労働契約を結ぶことになります。なので雇用条件や待遇面などをしっかり確認し、契約しましょう。特に待遇面

ちなみに私が働いてたゲストハウスは二つとも契約書を書くことはありませんでした。

②で紹介したようにオーナーから実際に働くときの状況(週○○日、何時間働くなど)を教えていただくのですが、「働き始めたら言ってたことと違う・・・」ということも起こりうる可能性があります。

そこでそれを指摘すると「それも言ったよ」などと言われるかもしれません。

「言った」「言わない」の問題に発展してしまいます。

それでは埒が明かず、モヤモヤしたまま働くことになります。

私は二つとも住み込みで働いてたので、働いた分と宿泊代で相殺される形でした。

そのためお金は発生してませんでした。

なので、契約書を書かなかったのかもしれません。

しかし雇用条件や待遇については契約しなくても表せます。

働く前にしっかりと書面にて提示していただきましょう。

もし提示を断ったり、話を逸らされたりしたらそこで働かないほうがいいです。

そのようなことですら出来ないあるいはしないところは会社として終わってます。

事実、二つ目のゲストハウスのオーナーがそのような人でした。

(※ちなみにあまりイメージないかもしれませんがゲストハウスも株式会社です。)

 

終わりに

いかがでしたか?二つのゲストハウスで働いたことがある私の経験を元に働く前に気を付けたい3つのポイントをお伝えしました。

 

 

どれも自分自身がゲストハウスで楽しく働くために必要なことです。

正直に言えば、このことを初めてゲストハウスで働く前に知りたかった。

そんな後悔をほかの人にはして欲しくないので、自戒の念も込めて書きました。

参考になれば嬉しいです。ゲストハウス紹介のほかにもゲストハウスで働いてみたい人へのアドバイスや相談なども受け付けているので、ツイッターのDMより気軽にご相談ください!お待ちしてます。

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ちなみにツイッターでゲストハウスで働きたいかどうかのアンケート取った結果、44%の人が働いてみたいと答えてくださいました!

 

回答してくださった方、ありがとうございました。

いろんなゲストハウスがありますが、どうせ働くなら全員が楽しめる場所で働いて欲しい。

そのためにこれからもゲスト視点とスタッフ視点の両方で発信していきます。