キリの旅

2023年に「ゲストハウス×デンマーク文化"Hygge"(ヒュッゲ)」を立ち上げるために日本全国のゲストハウスを巡ったり、働いたりしてます。広島で半年、福岡市で約1ヶ月ヘルパー経験あり。3月半ばから熊本にある宿で働き始めます。

半年だけを残して大学を休学し始めた理由

 

 

初めまして。「きり」と申します。まずは初投稿ということで簡単な自己紹介をさせていただこうと思います。

-プロフィール―

呼び名:きり

出身:静岡県静岡市

年齢:21歳(1995年生まれ)

身分:大学生(4年)

興味ある分野:観光、旅、教育、デンマーク文化など

 

簡単な自己紹介ではありますが、これにもう一つ重要なことを加えたいと思います。それは、「大学卒業まであと半年を残した状態で休学するという選択をした」ということです。私は2017年9月末から大学を休学しています。もし休学をしていなかったら、恐らく普通に就活をし、来年4月からは社会人になっていたと思います。

もし高校あるいは専門学校、大学に通っているが、今、漠然でも明確にでも休学を考え、これからどうするべきか悩んでいれば、このブログを見て何かの参考にしていただければ幸いです。

また私のブログを通じて、「私自身の考えをまとめる場」と「読者にとって何か参考になる場」のいわばwin-winの関係になれれば良いと考えています。

ー休学を選択した3つの理由ー

 

① 「デンマーク留学をしたいから

デンマークにしかない学校と言っても過言ではない学校があり、その学校は「フォルケホイスコーレ」と呼ばれています。その学校に高校3年生の時に興味を持ち、入学したいという気持ちが強いです。

 

② 「日常から外れて様々な世界を見たい・体験したい

私は今まで高校を3年で卒業し、大学でも間を一切空けずに約3年半を過ごして来ました。つまり「空き時間」を一切持たずにここまで来たということです。そして、大学3年の秋に就活のセミナーや説明会が始まった時に一つの疑問を持ちました。それは「ストレートに社会人になることが自分にとって良いことか?」ということです。そもそも日本の就活に対して良いイメージを持っておらず、また大学2年時に選択した観光系の授業の先生から旅や観光について良い影響を受け、漠然と世界を旅したいと考えていました。そして「もしこのまま社会人になったら、自分のやりたいことが出来ないまま時が流れるのではないか」と考えています。

③ 「いろんな人に出会いたい

私が通う大学は非常に小さく、学生数も多くない大学です。そこで知り合いになる人々も私が持つ考えとは異なる人々が多かったのですが、「これからも関わりを持ちたい」と思う人は少数でした。そして大学の規模が小さいため、出会いの場を広げることには限界があると感じました。そこで「大学以外の場の世界を知り、自分と同じ興味を持つ人や似ている考えを持つ人々に出会いたい」と強く願っています。

以上、3点が私が休学を選択した主な理由です。これらが達成されたかどうかについては復学するタイミングでまた綴ろうと思います。

ー最後にー

私自身、「休学すること」はメリットしかないと思っています。残念ながら現在の日本社会でも「用意されたレールから外れずに社会人になり、そのまま出世行くこと」だけが正しいと認識されています。はたしてそれは本当に正しいことなのでしょうか。私はこの世の中に正しいことは一つもないと思っています。もし正しいことがあるとすれば、それは「正しいと思いこんでいる」か「正しいと思わされている」のどちらかです。私は「日本社会が用意したレールから外れる」という選択をしましたが、後悔や不安などは一切なく、むしろこれから何が起こるだろうというワクワクでいっぱいです。私にとって「休学をすること」は様々な世界に対して好奇心を持ち、様々な経験や知識を持つという最大のメリットであると思います。

一方で、全ての物事にはメリットとデメリットの双方があります。休学をすることのデメリットを挙げるとすれば「就活時に悪いイメージが付く」、「卒業が遅れて、同世代と差が出る」、「授業料以外の休学費という無駄なお金がかかる」などだと思います。日本社会は自分が思っている以上に世間体を気にしてしまう社会となっています。しかし最終的に判断や決断をするのは「自分」です。自分の人生は自分のものです。これからどのような人生を歩むか見えていない状態ですが、大人になり、この休学期間を振り返ったときに「休学して良かった」と胸張って言える時間を過ごしたいと思います。